アフィリエイトの収入は、ばれる?税金は?確定申告しないとどうなる?
こんにちは!マサヒロです!
これまでの記事では、専業主婦にアフィリエイトの収入が発生した場合の税金(所得税・住民税等)についてお話してきました。
そして、今回は、そのアフィリエイトの収入が国税当局や役所などにばれる可能性について、税理士事務所(会計事務所)に約5年程勤務していた経験のある僕自身の見解をお話ししたいと思います。
例によって、今回も、一般の方でも分かりやすいように、専業主婦アフィリエイターの友人みっちゃんとの会話形式を交えて説明したいと思います。
※前回の記事からの続きになりますので、読んでいない人は、こちらよりご覧ください。


まさか、税務署が日本中の全てのネットや銀行口座の情報を把握していて、今流行りのAI(人工知能)で疑いのある人を全てあぶり出していくとか・・・



つまり、銀行口座にお金が入金されていると思うけど、どういうところから支払われるの?



どういうことなのっ!!詳しく教えなさいっ!!

それじゃあ、具体的に説明するよ。
ということで、どうして、専業主婦みっちゃんのアフィリエイト収入がばれる可能性があるのかについて、説明したいと思います。
まず、アフィリエイト収入が国税当局にばれるパターンとして、私が税理士事務所に勤務していたという経験上から想定できるものは、主に、下の2つが考えられます。
- アフィリエイト広告会社への国税当局からの「お尋ね」により、ばれる可能性がある
- アフィリエイト広告会社への税務調査により、支払先の情報が収集されて、ばれる可能性がある
まず、1つ目の、アフィリエイト広告会社への国税当局からの「お尋ね」により、ばれる可能性がある、ということですが、これは、簡単に言うと、国税当局(所轄の国税庁・税務署等)から広告会社に、例えば、次のような「お尋ね」(あくまで仮のものです)つまり、質問状のようなものが送られてくるということです。
◎タイトル(仮):「広告費の支払先に関するお尋ね」
◎質問内容(仮):適当な挨拶文の後に、本題として、例えば・・・「平成24年~平成28年の5年間で、月額5万円以上の広告費の支払先、及び、支払金額等をご回答ください」
・・・といったような内容のタイトルや質問が書かれていて、その後、適当に、ご協力のお願いの言葉が並べられていたりします。
ちなみに、ここでいう広告費というのは、アフィリエイターに支払う費用のことで、違った経費科目を使うかもしれませんし、ストレートに「アフィリエイターへの支払いに関するお尋ね」というタイトルの場合もあるかもしれません。
ただ、あくまで断っておきますと、この仮の「お尋ね」は、私が国税当局や広告会社に直接確認したわけでもないですし、このような内容の「お尋ね」が実際に送られているものを確認したことがあるわけでもありません。
しかし、税理士事務所に勤務していた経験上、業界・業種は違うのですが、同じような内容の「お尋ね」を何回も見て対応したことがあるため、想像の範囲とはいえ、同じような質問状が送られているということは十分に考えられるであろう、ということでお話しています。
それでは、次回は、僕自身が税理士事務所に勤務していた時に何回も見たという、この「お尋ね」の具体的な内容をご紹介したいと思います。