こんにちは!マサヒロです!
日本時間で、3月13日朝5時頃に、イギリスの仮想通貨取引所大手「HitBTC」に上場した「ノアコイン(NOAH COIN)」について、1週間のチャートの動きについて解説したいと思います。
近頃、仮想通貨関連のYouTube動画などを見ていると、自然と興味を抱いてしまうのが、ノアコインに関する情報を発信している動画です。
特に、仮想通貨に興味がある人なら、ある意味、ノアコインの象徴ともいえる泉忠司さんの解説動画を、1度でも目にしている人も多いと思います。
あの、ハキハキとした口調で自信満々の泉さんの動画のインパクトが強いためか、ノアコインに対して興味を抱く人も多く、
「ノアコインって、何?どういう仮想通貨なの?」
「泉忠司さんって、何者?」
「ノアコインって、詐欺コインじゃないの?」
といった話が、ツイッターなどのSNSやネット上で飛び交っていました。
特に、YouTube動画などでは、ノアコインをおすすめしたり、強く推奨する人も多かったのですが、反対に、アンチの人も多くいて、否定的な意見を述べている動画も流されていましたね。
そんな話の中、3月13日朝5時頃(日本時間)に、見事に、HitBTCに上場したわけですが、その後の1週間のチャートの動きについてまとめてみましたので、早速、見てみましょう。
ノアコイン上場後1週間の価格とチャートの動き
※ノアコイン(NOAH COIN)上場後1週間のチャート(4時間足)
※HitBTCより
ICOプレセール価格はいくらだったの?
そもそも、ノアコインのICOプレセール価格(日本円)はいくらだったのでしょうか?
調べてみたところ、以下の通り、基本的には約1年で4期に分けて販売しています。
【各期プレセールの1ノア(NOAH)あたりの日本円価格】
第1期 2017年1月11日~2月19日 約0.7円
第2期 2017年4月3日~5月28日 約0.8円
第3期 2017年7月24日~10月1日 約0.82円
第2期 2017年12月11日~2018年4月30日 約0.85円
※日本円価格は、平均的な、おおよその価格です。
以上のように、時期によって価格は異なっていますが、平均すると約0.8円位になるかと思います。
ちなみに、第4期のプレセールについては、ノアコインのHitBTCへの上場予定が、当初予定の6月12日から、3ヶ月程早まりましたので、プレセールが途中で打ち切られるかたちとなりました(その後、上場直前の3月6日に、最終プレセールも行われました)。
上場直後は、ICO価格の10倍超を記録
※ノアコイン(NOAH COIN)上場直後のチャート(1日足)
※HitBTCより
まず、HitBTC上場(英国現地日時3月12日20時頃=日本時間の3月13日朝5時頃)直後のノアコインの価格ですが、チャートのローソク足を見る限り、最高で1ノアあたり約10.5円を記録していますので、最高で約13倍程の価格がつきました。
この時点で、手持ちのノアコインを売却できれば大儲けとなるところですが、ただ、実際に、このタイミングで売却できた人は、ほんの一握りの人達ではないかと思います。
と言いますのは、まず、上場の正確な日時を把握していた人は、ほとんどいないという点があります。
もともと、3月12日中に必ず上場するという情報ではなく、取引所のシステム等の都合により、3月12日以降で近いうちに上場するという情報が伝わっていたためです。
さらに、上場直後は、どうしても世界中に人がHitBTCのサイトにアクセスが集中するため回線が込み合い、まともに見ることができなかった可能性があり得ます。
実際に、ノアコインの売却どころか、取引所のサイトをまともに見ることができなかったといった趣旨のコメントを発信している人もいました。
また、ノアコインを第4期プレセールのような遅い時期に購入した人などは、ノアコインのマイページへの反映が遅れ、上場直後の時点でも反映されず、強制ガチホのような状態にもなっていたようです。
こういったことから、この上場直後のタイミングで、ノアコインを売ることができたという人は、少なかったようです。
そして、心理的にも、いきなり10倍以上の価格がついていたら、もしかしたら、もっと上がるかもしれないと思って、売るタイミングを逃してしまうということもあり得るのではないかと思います。
上場1日後に、一時、ICO価格を下回るが、その後、3倍程度で価格が推移
このように、上場直後は、一時的に、プレセールの約13倍程の価格がついたノアコインでしたが、その後は、とりあえず売り払って利確しておこうかという売り圧力が強かったせいか、一気に価格が下がり、上場から2日ほど経った14日には、一時、1ノアあたり約1円を割るような、プレセール価格に近い価格まで下落しました。
ただ、その後は買戻しが入ったのでしょうか、価格を戻し、日本時間の16日夕方くらいまでは、1ノアあたり約2円~2.5円あたりを推移しており、プレセール価格の約3倍位の価格を推移していました。
バーン(Burn)により、ICOの2倍程の価格から5倍程度に急上昇!
※ノアコイン(NOAH COIN)のチャート(1日足)
※HitBTCより
そして、HitBTC上場から4日目の16日夕方に、ノアコインの「バーン(Burn=焼却する)」というサプライズ情報が入ります。
それは、翌日3月17日に、最初に決められていたノアコイン(NOAH COIN)の総発行枚数2,160億枚のうち、その57.6%にあたる1,244億1,600万枚を消滅させて、発行枚数を915億8,400万枚に減らすというものでした。
これにより、ノアコイン1枚あたりの価値が上がることとなり、それに伴い、実際のノアコインの価格も、サプライズ前の約2倍に急上昇しました。
株式でも、自己株式の消却や取得といった、自社の株価を上げるための経営手法がありますが、それと同じような手法の、運営側のノアコイン価格上昇策ともいえるかと思います。
そのサプライズ発表後は、1ノアあたり約4.5円程を推移しており、プレセール価格に対しても約6倍程の価格となっていました。
HitBTC上場から、1週間経過した時の価格は、プレセール価格の約5倍!
※ノアコイン(NOAH COIN)の1週間後の価格
※HitBTCより
そして、ノアコインがHitBTCに上場してから、1週間経過した時の価格はというと、1ノアあたり約4円で、プレセール価格の約5倍ということになりました。
ちなみに、取引価格からの計算式は次の通りです。
0.0000044BTC(1NOAHあたりの価格)×約900,000円(1週間後のBTC価格)≒ 約4円
具体的に言えば、日本時間の3月13日朝5時頃に上場してから、ちょうど1週間が経過した、同3月20日朝5時頃のノアコインの価格は、1ノアあたり約4円で、プレセールの約5倍になったということです。
G20での仮想通貨規制の話もあってか、これだけ仮想通貨の地合いが悪い中で、上場後のスタートダッシュとしては、成功とも言えるのではないかと思います。
ノアコインの今後のチャートの動きは?
さて、気になるのは、今後のノアコインの価格の動向ですが、上がるのか、下がるのか、こればかりは何とも言えません。
「神のみぞ知る」というやつですね。
しかし、そんな中、実は最近アップロードされた、泉さんとIT起業家の土屋ひろしさんが出演しているYoutube動画を見つけました。
なかなか、興味深い内容となっていますので、よければ、以下の動画を見てみてください。
・・・どうでしょうか。
ノアコインの今後に関する具体的な情報は留めていますが、価格を上昇させるという意味において、かなりのサプライズ情報があることを匂わせています。
こういったことは、株式で言うところのインサイダー情報というものですが、仮想通貨の場合、現時点では、証券取引法のような法律で、インサイダー取引を規制している法律はありませんので、特に問題は無いと思います。
それにしても、ノアコインに興味がある人にとっては、かなり引き付ける内容となっていますね。
この動画の出所は全く分かりませんが、もしかすると、ノアコインの代理店やプレセールで購入した人などに、特別に配信されたのかもしれませんね。
この動画を見て、新たにノアコインを早く買いたいと思う人もいるでしょうし、いや、もうだいぶ上がってしまったから様子見したり、下がるのを待つという人もいるかもしれません。
もちろん、ノアコインに興味はあるけど全く買う気はないという人もいることでしょう。
いずれにしても、仮想通貨の投資は、あくまでも自己責任であり、自身の余裕資金の範囲内で投資するようにしましょう。
今回は、ノアコインの価格のチャートについて、HitBTC上場後、1週間の動きについて解説しました。