関西テレビ製作フジテレビ系の連続ドラマ「後妻業」がいよいよ始まりましたね!
大竹しのぶ主演の映画「後妻業の女」が評判がいいので、連続ドラマの出来が気になりますね。
果たして面白いのかつまらないのか?!
早速第1話のレビューや気になるところを書いてみました。
後妻業(ドラマ)は面白くない?面白い?1話の感想
すでにいろいろな評判が聞こえてくる、木村佳乃主演のドラマ「後妻業」。
私個人の感想としては、第1話の段階では、面白いと思います!
とりあえず、2話目視聴も決定。
悪い商いの裏側をコテコテの世界でおもしろおかしく描く、フィクションとしてはじゅうぶん面白いです。
実際事件として起きていることなので、現実として知っておいた方がいい話でもありますよね。
フィクションとしてみた時、ドラマだからこそ面白みを加えられて、知らない世界を知りたいという欲求をかなえてくれるテーマだと思います。
世の高齢男性への啓発にもなるかもしれませんし。
もし自分の父親が母親に先立たれた時、このドラマを見せて、「世の中にはこんな女性もいるから、気をつけてよ」っていう教材にも使えるかなと思います。
話が面白ければ、押しつけがましくない感じで見てもらえそう。
主演は木村佳乃で後妻業”をなりわいとする女、対する夫(泉谷しげる)の娘の木村多江とのバトルが見ものです。
早速、木村佳乃と木村多江の役どころが逆の方がしっくりくるんじゃないの?なんて声もあがっていますね。
実際逆だったらどうだろうって想像してみると、確かにそちらの方がしっくりくるかもと思いますね。
木村多江が武内小夜子を演じたら、あの派手な衣装を着ていても、楚々とした部分を上手に使って、さらに男を手玉にとれそうな気はします。
ぬか漬けを作って出しても、お年寄りの旦那さんは、自分のために作ってくれたんだと意外に家庭的な妻にメロメロになりそうな予感。
ギャップを上手に生かしそうな気がします。
木村佳乃の武内小夜子は、家庭的な雰囲気皆無で、ぬか漬けもいかにもしょっぱいもので血圧をあげてやれ的な雰囲気しか出していないですし。
もし、中瀬耕造(泉谷しげる)の前に二人の小夜子を立たせたら、木村多江の方を選ぶのかなぁなんて想像しました。
でも、中瀬耕造(泉谷しげる)も、小夜子のしたたかさは見抜いた上で結婚しているんですよね。
でないと、金庫は最近あけてないなんてしらばっくれることはないだろうし。
金庫については、警戒してるんですよね。
だから、あえて、ぶっとんだ木村佳乃の小夜子を選んでるような気もします。
おそらく、若い時には決して選ばなかったタイプの小夜子みたいな女性を妻にして、もう教師という世間体から解き放たれた自由を謳歌しているのを自分でも感じるために。
単純にああいう感じの女性が好きだったのかもしれませんが、現役時代は社会的地位もある立場なので、抑圧していただけかもしれませんし。
そんな風に見てみると、小夜子と結婚しようとおもった中瀬の本心にも興味がわいてきます。
ただ娘2人にほっとかれて、寂しかっただけなのか。
妻がなくなった後、2度もポンポンと再婚しているので、こちらもなかなかのくせ者だと思います。
人間のえげつないどうしようもない部分などがあらわになる面白さが、興味を引きますね。
映画と比べてどうこうという意見もありますが、私は映画をまだみていないこともあり、ネタドラマとしてじゅうぶん楽しめそうです。
コテコテの関西弁が気になる?
関西が舞台のドラマとなると、演者の関西弁の上手下手についての意見がでてきてしまいますよね。
私は、ネタドラマとしてコミカルにデフォルメされているものとして認識していますが、関西弁を普段使っている人からしたら、違和感ありまくりなのかもしれないですね。
その点、自分は関西人ではないので、ちょっとセリフも含めて濃い世界観ではありますが、違和感なく面白がりながら見れています。
関西人にもこんなこんなコテコテの人いるのかな?というフィクションで見ているような感じですね。
実際の人たちがこんなコテコテの人ばかりだとは思いません。
でも、関西の人はおせっかいだったり距離感が近いと聞くので、そういう部分も含めてのあのセリフ回しや世界観なのかなと思ったり。
関西弁よりも、ストーリーの方に興味が強いからかもしれません。
メインテーマの音楽や宮本浩次の主題歌について
このドラマの世界観に一役も二役もかっているのは、あのメインテーマだと思います。
オープニングのタイトルバックでかかっている曲です。
この曲は、眞鍋昭大さんが作っていて、音楽を担当されています。
ドラマ「後妻業」の音楽を担当しました!
写真は、今回使った民族楽器、セタール(左)とマーキソフォン(右)です。
セタールはメインテーマの冒頭で、ちょっと違和感を狙って中東の独特の音階を鳴らしています。
毎週火曜22時から、フジテレビです!是非是非!#後妻業 pic.twitter.com/sB0EnbOqxo
— 眞鍋昭大 (@manabe_aki) January 22, 2019
今まで、「SUITS/スーツ」や「劇場版コードブルー」 、「深夜!天才バカボン」、「モンテ・クリスト伯」などを担当されてきた方だそうです。
独特の音楽は、民族楽器を使って表現されているんですね。
あの音楽は、マルサの女を思い出す感じでとてもいいです!
いろいろなシーンで入っている効果音もスパイスになっていて、聴きごたえがあります。
エンディング曲は、エレファントカシマシ宮本浩次のソロプロジェクトです。
小林武史とタッグを組んだムード歌謡っぽい曲で、小夜子の背負ってきたものを投影している感じで、哀愁たっぷりですね。
これからのストーリー展開にもよりますが、この曲も第一話の最後の柏木亨(高橋克典)と小夜子のやりとりのシーンにはまっていました。
どんなふうに曲とストーリーがマッチしていくのか、注目です。
まとめ
ドラマ「後妻業」感想や、自分なりの見どころをまとめてみました。
今後の展開も楽しみにしたいと思います!