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ネットショップ開業

ネットショップで仕入れた商品に、一手間かけて販売した時の競合店について

投稿日:2018年8月20日 更新日:

ネットショップで仕入れた商品に一手間かけて販売した時の競合店について

ライバル店

こんにちは!マサヒロです!

前回の記事では、僕自身が10年以上運営し続けていて、仕入れた商品に一手間かけて販売している、実在のネットショップについてお話しましたが、今回は、このお店のライバル店についてお話したいと思います。

 

ケンジ
差別化として、仕入れた商品に一手間かけて(付け加えて)販売しているというのに、競合店も存在しているっていうのなら、あまり意味が無いんじゃないの?
マサヒロ
いや、ちょっとこれまでの話を整理すると・・・仕入れた商品をそのまま販売するだけだと大手のネットショップと価格競争になって負けるから、一手間かけて(付け加えて)販売するというのは分かるよね。
ケンジ
うん、あくまで大手業者と同じ土俵に乗らないということだよね。
マサヒロ
そう、そこで大手業者と一線を画すわけだけど、今度は大手業者以外の小さなネットショップが、同じような手法で販売している場合があるんだよ。

前回話した通り、まさに僕のネットショップでも、比較的ニッチな商品を仕入れて一手間かけて販売しているわけだけど、同じ商品を同じようなやり方で一手間かけて販売している別のネットショップ、つまり競合店も複数あるんだよ。

ケンジ
だから、それでは、やっぱり意味が無いんじゃないの?
マサヒロ
いや、決定的に違うポイントは、大手のネットショップがライバルになるということではなくて、自分のお店と同程度の小さなネットショップがライバルになるということなんだよ。
ケンジ
んっ!?どういうこと?詳しく教えてよ。

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ということで、このライバル店について、お話したいと思います。

 

これまでの話をおさらいすると、大手のネットショップと価格競争という同じ土俵で戦わないで、一線を画すために、仕入れた商品に一手間かけて(付け加えて)販売するというのが、小さなネットショップが生き残るための有効な手段の一つ、ということはお話しました。

そして、さらに、同じような手法を取っている小さなネットショップがライバルになる、ということもお話しました。

 

そこでも、またライバル店がいるということであれば、差別化してもあまり意味が無いと思いがちですが、実際にネットショップを10年以上運営してきた僕自身の肌感覚としては、やはり何よりも違うのは、ライバルに大手がいないということです。

ライバル店が大手通販会社の場合、あまりにも激しすぎる価格競争や送料無料合戦、そして、ネット上にあふれる全く同じ商品の膨大な数の多さに、まるで大きくて分厚い壁の前で立ち尽くすしかないというイメージが湧きます。

 

しかし、小さなネットショップが運営していく上において、そのライバル店に大手業者がほとんど存在しないということは、存在する場合と比べると雲泥の差があると言えます。

要するに、同じやり方を取っている小さなネットショップ同士の戦いになるわけです。

 

そして、そのライバル店に勝つためにはどうするのか・・・これは、もうここまで来ると、ある程度、正攻法で勝つしかないのです。

つまり、どういう事かというと、例えば、次のような点でライバル店に勝るように努力するということなのです。

 

  1. ライバル店より、商品の品揃え、商品点数を多くする。
  2. ライバル店より、一手間かける(付け加える)ところのサービスの質を上げる。
  3. ライバル店より、購入しやすく安心できるショッピングサイトを構築する。
  4. ライバル店より、お客様には、丁寧に素早く対応する(メール中心でも、対面販売の接客のつもりで笑顔をイメージして対応する)
  5. ライバル店より、注文から発送までのリードタイムを短くする。
  6. ライバル店より、品切れを少なくする。
  7. ライバル店より、SEO対策をしっかりと行い、必要であれば、PPC広告などを少し使う。
  8. ライバル店より、ショップの運営上問題にならない程度に価格を他店より少しだけ安くする(あまり競争過多にならない程度)

 

等々、その他にも、ライバル店に勝つための方法として、色々と挙げることができると思います。

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要するに、大手通販会社等との競合であれば、すぐに大手資本の価格競争に敗れて、マーケットからの退場を余儀なくされる可能性が非常に高いのに対し、この仕入れた商品に一手間かけて(付け加えて)販売すると、そういったライバルのいないマーケットの中で戦うことができるため、価格競争以外のところで勝負することができるようになるのです。

 

もちろん、価格競争が全く無いというわけではありませんが、小さなネットショップで、さらに大手業者にはできないような、ちょっと面倒とも言える一手間をかけて(労力・時間をかけて)販売するという比較的同じ立場のネットショップがライバルであるため、お互いを潰し合うような激しい価格競争にはなりにくいのです。

 

そのライバル店の競争に勝つためには、ネットショップ運営側の企業努力や志、商品やお客様に対する思いなどによるところが大きくはなりますが、ただ単に大手業者と価格競争という土俵で戦うよりは、生き残っていける可能性が高いのは明白であります。

 

これは、いわゆる、ロングテール戦略(簡単に言えば、ニッチな商品を数多く品揃えして販売する運営方法)とも近いものがありますが、最近では、そういったニッチ商品でも価格競争が激しくなる場合もありますので、それよりも、仕入れた商品を一手間かけて(付け加えて)販売する手法の方が、激しい価格競争にはなりにくいと思います。

 

また、例えば、アフィリエイトの世界で言えば、ビッグキーワードと呼ばれる一語の検索語句で上位表示を狙っても、大手の比較サイトや出版系企業、パワーブロガー等には全く歯が立たなくても、2語検索、3語検索というようにキーワードを付け足すことで、そういった大手業者等とは一線を画して勝負できるという話にも似ているかもしれません。



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