年末年始にかけて、正月太りで5㎏前後太ってしまうことってありますよね。
正月太りなんていいますが、年末のクリスマスから忘年会、おせち料理、お餅、新年会とイベント目白押しで、その間ずっとカロリーオーバーなら無理もありません^^;
約2~3週間ずっとおいしいものを食べ続け、運動不足に陥れば、簡単に太ってしまいます。
「普段の生活に戻れば、自然に落ちるかな」と甘い期待をしつつ、1週間程過ごしてみても、結局1㎏ほどしか落ちていなかったり。
5㎏太れば、洋服のサイズも合わなくなってきますよね。
さすがに、「これはマズイ!」と気づいて、どうにかしたいと思い始めた時におすすめなのが、半日断食というプチ断食です。
その方法やポイントを紹介します。
正月太りの短期ダイエット方法は、半日断食がおすすめ!
半日断食とは、前日の夕食~当日の昼食まで18時間以上の断食を行うことです。
いくらか守らないといけないことはありますが、方法がシンプルで取り組みやすいです。
断食後の食事で、暴飲暴食をするようなことは避けないといけませんが、カロリーを異常に気にしながら、食べるものを選別する必要はありません。
そういったことを常に気にかけないといけないのは、ストレスですよね。
〇〇を食べるなら、▲▲を選んだ方がいいなどと考えていると、「本当は○○が食べたいのになぁ」なんて思ってしまって、ストレス発生です。
その点、半日断食の場合、断食中は水分以外をとらないので、余計なことを考えなくていいんです。
おなかがすくという感覚に慣れるのに少しはかかりますが、何時になったら食べられるという見通しも立つので、そこまで苦痛でもありません。
では、断食がどのようなしくみで、ダイエットに効果的なのかを説明します。
簡単に言うと、断食で生命の危機の状態を作り出すと働き始める仕組みを利用します。
断食をすると、体が飢餓状態になります。
食べ物を食べないので、糖が体に入りません。
そのため、糖からエネルギーを作り出すことが出来ません。
次第に脳が働かなくなるので、その代わりのエネルギーを脂肪から作り始めます。
そうすると脂肪を燃焼し始めます。
脂肪がエネルギーとして使われるようになると、結果として太りにくい体になります。
断食の状態が一定期間続くと、その生命の危機状態が記憶され、脂肪の燃焼が続きます。
そして太りにくい体を継続することができます。
半日断食のやり方や飲み物は?
半日断食の方法や飲み物について
では、半日断食の方法や飲み物について説明します。
これは、いろいろな方法があるのですが、まず一つの方法を説明しますね。
- 18時間(2時間以内の誤差は許容範囲)断食をする。
朝食は食べずに、午前中は水分のみをとる。
空腹に耐えられない場合は、生野菜ジュースを飲む。
質のいい酵素ドリンクを適量摂取してもいい。 - 昼食と夕食は普段より軽めの8割くらいにして、間食はしない。
- 断食中の水分は、500ml以上とるようにする。
- 断食が終わった昼食や夕食などの食事中や食後の3時間は、水分の摂取を控える。
おなかに食べ物があるときは、胃液を薄めないよう水分を取らないようにする。
胃液を薄めると、消化の働きを低下させてしまう。
また、消化吸収力が低下すると、むくみの原因にもなる。
午前中の水分は、水だけだとつらい場合、生野菜ジュースや適量の酵素ドリンクにする方法もあります。
質のいい酵素ドリンクとは、無添加で余計なものが入っていないドリンクです。
酵素ドリンクはいろいろな種類がありますが、保存料などの添加物が入っていないものをおすすめします。
いいものを選べば、体に良質な栄養素をおくりながら、断食をすることができます。
断食をしてはいけない人について
断食をしてはいけない人は、以下のような状況の方です。
- 体調が悪い時
- 持病のある人
- 薬を服用している人
- 成長期の子供
- 妊娠中・授乳中の人
- 体力に自信がない人
健康な人だけが行ってください。
もし、一食抜いただけで胃がもたれる場合や脱力感が強い場合は、中止しましょう。
また、断食中は、激しい運動はせず、静かにすごしましょう。
半日断食の期間はどれくらいがベスト?
まずは、お休みの日の1日から始めるといいです。
仕事や用事がある日だと、どんな体調になるのかの見通しが立たないと不安ですよね。
例えば週末の土日だけを毎週など、様々なアレンジが可能です。
ダイエットの効果を求めるなら、1週間続けてやってみます。
半日だけなので続けやすい分、効果もゆっくりと現れます。
週一回でも確実に実行していけば、少しずつ体質が改善されるので、急激な結果を期待せずに続けるのがおすすめです。
私は、現在、出来るときに不定期で実行しています。
始めは、空腹が気になったり、鈍い頭痛があったりしました。
早くご飯を食べたいという感覚はありますが、水だけでも耐えられました。
いきなり18時間がきつかったので、16時間から始めました。
しばらくは16~17時間くらいで続ける予定です。
頑張りすぎて嫌になってやめたくないので、気負わずゆるくやっています。
体験談は↓の記事で書いています。

私はデスクワークで活動量を抑えながら仕事ができるので、思った以上に苦痛を感じませんでした。
今日から始めてみようと思って、すぐ始められるハードルの低さだと思います。
意外に集中力も落ちないので、仕事で気を紛らわせながら続けられそうです。
私の場合は、週末の休みだと子供がいるため、何も食べないということがかえってつらいので、平日に実行する方が適しているなと感じます。
半日断食は、短期から長期まで自分で調節しやすく、取り組みやすいダイエットだと思います。
もう少し慣れてくれば、1日だけの断食をしてみてもいいと思いますが、家族がいるとなかなか難しいです。
子供がいると食事作りは避けられないし、誘惑も多いです。
そういう状況の人にもぴったりの断食方法だと思います。
まとめ
正月太りを解消するのに最適なダイエット方法、半日断食を紹介しました。
年末年始で疲れた胃を休め、ダイエットだけでなく体質改善としても有効です。
無理せず、自分のペースで行ってみてくださいね。

