こんにちは!マサヒロです!
毎年、夏場になると、年に一度は流行るのが手足口病です。
手足口病とは、通常、発熱と共に、手や足・口の中などに、水疱性の発疹がたくさんできるウイルス性の感染症です。
保育園や幼稚園などで流行る子供の病気という印象ですよね。
しかし、手足口病は大人にもうつる、という話を聞いたことがある人もいるかと思います。
そこで、今回は、私自身の体験をもとに・・・
「手足口病は、本当に大人にうつるの?」
「大人にうつった場合の症状は?」
「初期症状や治療法はあるの?」
そんな疑問について書きましたので、ご覧ください。
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手足口病の大人症状は?本当に子供から大人にうつるの?
手足口病は、子供から大人にはうつるのか?
結論から言いますと・・・ガッツリ、うつります。
なぜ、知ってるの?って・・・僕自身が、約3年前の夏にうつりましたから。
しかも、明らかに、子供よりも重症です。
その具体的な症状はと言うと・・・一番ひどい時は、丸1日、まともに歩けません(涙)
なぜかというと、私自身がかかった手足口病では、手のひら・指と足の裏に、マメがたくさんできたような症状になりました(涙)
野球やサッカーなどをして、マメができた経験がある人なら分かると思いますが、マメって、ホント、ジンジンしますよね。
そして、何よりも恐ろしいのが・・・そのジンジンするマメが、手のひら・指と足の裏に何十個もできます(涙)
数えはしませんでしたが、おそらく、片手の手のひら、足の裏ごとに、それぞれ、大小合わせて、30~50個以上はできていたと思います。
ですから、色も赤い発疹というよりは、ちょっと赤黒い発疹ができます。
小さい発疹が多いですが、一部、大きいもので直径1cm位の発疹もありましたし、さらに、発疹同士が、つながったりもしてましたね。
とにかく、症状が一番ひどい時の一日は、手のひら・足の裏の発疹が、ジンジン・ズキズキしていて、家の中でさえも、まともに歩けなかったので、全く外出できませんでした。
たまたま、その日は、いつもなら必ず行く選挙の投票日だったのですが、残念ながら、行けませんでした。
こんなことなら、症状が初期の段階で、期日前投票しておけばよかったと後悔したものです。
睡眠中でも、手のひら・足の裏がズキズキするものですから、ほとんど眠ることができませんでした(涙)
気休めで、ずっとアイスノンで冷やしていましたね。
そして、さらに、喉の奥にできる無数の口内炎。
症状がひどい時の数日間は、ご飯をまともに食べることができませんでした(涙)
この大人の手足口病のひどい症状ですが、その経緯や初期症状などについて、続けて書きましたので、ご覧ください。
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私が手足口病になった経緯と初期症状や治療法は?
まず、約3年前の夏に、当時1歳ちょっとで、保育園に通っていた娘が、当時、クラスで流行っていた手足口病にかかりました。
子供は、38度程の発熱と、手のひら・指、足の裏に赤い発疹が出始め、食事もあまり食べたがらなかったので、かかりつけの小児科に行ったところ、手足口病と診断されました。
小児科の先生は、ウイルス性のもの(コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなど)だから、特に、手足口病そのものに対する処方薬は無いということで、解熱剤だけ処方してもらいました。
子供自身は、当時、まだ幼かったということもあり、発疹のことをあまり気にしていない様子で、ちょっと、足の裏に違和感を感じてか、自分で見たりしていましたね。
結局、1週間程、保育園は休みましたが、手足口病になった時に、稀に起きるという合併症なども無く、症状が治まっていきました。
そんな時、妻が話していたのが・・・
「手足口病って、大人にもうつるらしいわよ」という言葉。
「うつったら、嫌だな~、アハハ」
・・・何て、ホント、軽く考えていましたね。
そして、子供が治っていくのと入れ替わるようにして起きた、私自身の微熱と喉の奥の痛み、そして、手のひら、足の裏のチクチクとした感じの違和感・・・
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そこで、すぐに、かかりつけの耳鼻咽喉科で喉を見てもらうと、医師が開口一番に・・・
「あ~、何か、喉の奥にスゴい数の口内炎があるね~」・・・そして・・・
「こりゃ、手足口病じゃないの~。お子さんとか周りの人の誰か、なってない?手足にも何かできてない?」
・・・さすが、ベテランの先生です、見事に一発で見抜きました。
その時、すでに、小さな発疹が手のひらに何個か出始めていたので、その事を伝えると・・・
「手足口病はウイルス性だから薬は無いよ~」との一言(涙)
ただ、結局、喉の症状を緩和する漢方系の薬と、痛み止めの薬を、処方してもらいました。
その耳鼻咽喉科の医師の話によると、先生自身は、手足口病にかかっている大人を診察することは珍しく、その頃には、手足口病にかかった中学生を一人だけ診た、というくらいの少なさだったようです。
幼少期に、私が手足口病にかかったことが無かったからでしょうか・・・何とも運の悪い話だなと思いましたね。
そして、初期症状が出始めてから4日目くらいに症状のピークを迎え、前章でも書いたとおり、次のような酷い症状が出ました。
- 手のひら・指に、ジンジン・ズキズキと痛みを伴うマメのような赤黒い発疹がたくさん出る
- 足の裏に、歩くこともできないくらい痛いマメのような赤黒い発疹がたくさん出る
- 数多くの喉の奥の口内炎
- 丸1日以上続いた38度強の発熱
最も症状がひどい時は、ホント、辛かったですね(涙)
生まれてこの方40年超ですが、これまで最も辛く感じた病気の一つ、といっても過言ではありませんね(涙)
もちろん、子供が次第に治っていったように、その時は、いずれ快方に向かうと頭の中では分かっていましたが・・・正直、いつまで続くんだろうという嘆きの方が大きかったです。
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手足口病の治療法と快方に向かうまでの経過
前述の医師の話の通り、手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスといったウイルス性の感染症のため、すぐに治すことができる特効薬や治療法はありません。
結局、そのウイルスが体内から排出されるのを待つしかありません。
せめて、症状を緩和するために、私のように、痛み止め系の薬や解熱剤などが処方されるようです。
あとは、自分自身で、ジンジン・ズキズキする手のひら、足の裏の患部を冷やして、気を紛らわすことぐらいでしょうか。
そして、手足口病の初期症状が出始めてから、その後、ある程度症状が落ち着くまでに、1週間くらいはかかりました。
比較的、口内炎の症状は、最もひどい時から2日後くらいには、ある程度治り、ご飯もそれなりに食べれるようになりました。
ただ、手のひら・指や足の裏は、その期間で症状が完全に治まり、発疹も消えるというわけではなく、多少の違和感と目立たないくらいの発疹の跡は、1ヶ月程度は残っていました。
まぁ、この嵐のように襲ってくる手足口病の症状が過ぎ去ってしまえば、笑い話にもなるのですが、発症当時は、本当に大変でしたね。
もし、今現在、手足口病にかかって苦しんでいる大人の方が、この記事を読んでくれているとしたら・・・
「ウイルスが抜け始めれば快方に向かいますので、頑張って、もう少し辛抱してくださいね」と、一言アドバイスしたいです。
ただし、症状を緩和させるためや、合併症のリスクも少なからずあると思いますので、必ず、病院には行くようにしましょう。
しかし、それにしても、この恐ろしい大人の手足口病ですが、調べてみると、過去に発症の原因となったウイルスとは別の種類のウイルスにかかると、また、手足口病になる人もいるのだとか・・・(冷汗)
もう、ホント、この病気はコリゴリですので、2度とかかりたくないですね・・・(涙)