我が家は、夫と妻ともに40代(アラフォー)、娘が4歳の3人家族です。
アラフォーでフルタイム共働き・幼児育児中だと、体力に自信がない人でない限り、なかなかのハードモードです。
もともと私(妻)は体力がない方なので、育児になれるまでは大変でした。
私の場合、子供を育てることで筋肉(&脂肪)がつき、少し体力が上がったくらいです。
人間の体って適応能力があるもんだなと感心しました。
とはいえ、40代の共働き子育ては、上手に疲れやストレスを分散・体力を温存しながらでないと続きません。
夫と妻、互いにその認識を持っていないと成立しません。
そうすることで、夫婦や家庭の円満も保たれます。
そのため、共働き夫婦が取り入れられる、家事育児の分担や意識の持ち方について考えてみました。
共働きの夫婦円満の秘訣は、想像力という思いやりを持つこと
共働き夫婦は、基本的に疲れています。
特に、私たちのようなアラフォー夫婦は、体力が落ちているのを自覚したり疲労が蓄積してくる年代です。
人によっては、疲れたと言わないというポリシーを持っている方もいるようですが、我が家は、夫も妻も夫婦間での「疲れた」はアリです。
たまに言います。
でも、疲れたと口からでてしまった時や感じた時に、ちょっとだけ、相手の疲れも想像してみてください。
長時間労働で疲れている配偶者、仕事から帰って、夕食・子供の世話・雑用などをこなしている配偶者。
どちらも、疲れていないわけがないですよね。
それが想像できれば、今すぐではなくても自分のできるタイミングで、家事育児を分担しようと思えませんか?
実際に行動すれば、相手は、忙しいのにちゃんと家事や育児をしてくれてありがたい夫or妻だなと自然に思うようになります。
そうなってくると、いい循環ですよね。
自分の家庭が、守るべき大事な存在になります。
家族や家庭の維持は、夫婦二人の協力が必要です。
仮に、仕事と家事育児の割合が8:2であったとしても、夫婦が納得していれば、家庭は維持していけます。
割合の問題でなく、お互いが納得して不平不満がくすぶらないようにするということが大事です。
そこで必要なのが、想像力だと思います。
その想像力があれば、思いやりに代わり、お互い助け合って家庭を維持していこうという気持ちにつながっていきます。
[originalsc]便利な時短家電を導入する
人がしなくてもいい家事は、積極的に家電に任せましょう!
食器洗い乾燥機・お掃除ロボットなどは、手っ取り早く導入できますよね。
本当は、家政婦さんを雇いたいところですが、そんな現実的ではない話はおいておいて…。
現実的に低コストで導入できるのが、家電です。
それなりのお値段はしますが、人を雇うことを考えれば安いです。
それにその時間で、他のことができます。
本当に忙しい人は、洗濯機も乾燥機付きにして、干す手間を省くこともできますよね。
家事は毎日の事なので、より効率的に省けるものは省いたほうが、疲労とストレスが減ります。
我が家は娘が4歳になって、上履きや靴の洗濯が増え、なんとかこの家事を省きたいと考えています。
上履きや靴の洗濯は、保育園や学校に行っている間はずっと必要なんですよね。
それなら、以下のようなミニ洗濯機のようなものを買った方がいいかと検討中です。
ここまで楽をしようという発想の人が少ないのか、レビューが少なくて選ぶのに苦戦しています^^;
育児も互いに協力する意識が必要
子供の世話は、ルーチンワークで毎日続きます。
大きくなるにしたがって、内容は少しずつ変わっていきますが、本当に身辺自立ができるのは結構先です。
子供がトイレに行きたいといえば、今やっていることを中断して、補助しますよね。
常に子供のペースなので、平日は特に疲れます。
やっと一時的に家事が一段落して体を横にできると思い、横になった途端、「おしっこ!!」と言われます。
そういった感じなので、一人で子供を見ている時は、くつろぐ暇もありません。
でも、二人で見ていると、これが半分になります。
子供の世話の半分を担ってくれる人がいるだけで、かなり助かります。
我が家では、保育園の送り迎えをしたほうが、子供にご飯を食べさせると決まっていて、片方がその間は仕事をします。
仕事を遅くまでしたほうが、子供をお風呂に入れ、歯を磨くと決まっています。
これを交代でします。
明確に分担した方が、「自分ばかり家事育児の負担が大きい」という不満がたまらずにかえって楽です。
我が家は、割と50/50に近いですが、この割合は、夫婦によって調整した方がいいと思います。
どちらにしても、2人の子供なので当事者意識が必要です。
[originalsc]名もなき家事の存在を認識・分担する
どちらかに家事や育児の負担がかかっている場合にありがちなのですが、最近よく耳にする「名もなき家事」の負担をしている方の不満です。
妻が負担していることが多いと思います。
名もなき家事とは、大和ハウス工業の意識調査によって広がった言葉で、夫が家事と認識していない家事のことです。
共働き夫婦の「家事」に関する意識調査 / 第1回家事への意識の違い編
-大和ハウス工業株式会社
大和ハウスのホームページで30項目があげられていますが、例えば、以下のようなものです。
ほんの一部なので、興味のある方は↑を見てみてくださいね。
- たまったごみを捨てる
- アイロンかけをする
- 食事の献立を考える
- ベッドや布団を整える
- のみぱなっしのグラスを片付ける
- 調味料を補充・交換する
こういう、目につきにくい家事って当然30項目以上あって、それを担っている妻は負担を感じています。
でも、夫は全く気付いていなくて、俺は家事分担してるよと堂々と態度に出されると、妻はイラっとするんですよね。
まずは、認識し共有することが大事だと思います。
現実的には、妻が負担をすることが多くても、せめて感謝の気持ちは表現するようにしてほしいところです。
我が家の場合、この手の負担の一例でいうと、家全体の洗剤やシャンプーなどの日用品の補充は、全て妻がネットで注文しています。
それぞれ切れるちょっと前を見計らって。
ほんとは、スペースがあれば大量にストックして注文の頻度と手間を減らしたいところですが、限られたスペースだとそうもいかず、都度注文になります。
はっきり言って面倒です。
ただ、うちの場合は、その他の私の苦手なことを担ってもらっていたりするので、負担意識はないです。
結局は、バランスが大事です。
上の30項目を見て、「まずい!」と感じた方は、早めに手を打っておいたほうがいいでしょう。
家事サービスを利用する
最近よくテレビでみる、スーパー家政婦さんを2~3時間でお願いする番組。
作り置き料理を、2~3時間で10品以上作ってくれるとか、本当に利用してみたいです!
常駐家政婦さんは無理かもしれませんが、1週間に2時間などでしたら可能ですよね。
あと、お風呂場だけを掃除してもらうなどの、部分家事代行もいいですね。
プロに、お風呂の天井や掃除のしにくい箇所をお願いしたい~。
家事が行き届かなくてイライラし、ストレスを感じるなら利用するのもありだと思います。
互いに完璧を求めない
たまに、俳優の坂上忍さんのような、自分の方法があり、それを完璧にこなさないといけないタイプの人がいますよね。
そもそも、そういうタイプの方は、結婚には慎重になったほうがいいと思いますが、そこはおいておいて…。
そういうタイプでありながら結婚している方は、その完璧な部分を相手に求めないということが必要だと思います。
そして完璧を目指す部分は、全て自分が担うこと。
その代わり、ほかの気にならない部分を相手に担ってもらうこと。
1から10まで自分の方法でやってほしいというのは、私なら受け入れるのが無理です。
1から10まで自分の方法でやってほしいなら、結婚をしないか、全てを自分でするしかないと思います。
結婚生活には、寛容さが必要です。
ある程度はこうしてほしいとお願いできても、強制することはできません。
相手を許し、許してもらえる関係じゃないと、維持が難しいと感じます。
[originalsc]まとめ
今の我が家の現状を踏まえて考えてみたのですが、いかがでしょうか?
夫婦でこういった共通の認識が持てれば、よりスムーズに共働き育児をやっていけるのではと思います。
といっても、日々待ったなしの生活なので、互いにイライラすることもあります。
そういう時は少し冷静になってから、2人で話合うのもいいですね。
お互いに前向きに解決しようという意識を確認できれば、案外スムーズに解決方法が見いだせる場合もありますしね。
そんなときの、多少なりとも参考にしてもらえたら嬉しいです^^
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