私は、2017年の年末の休みに入ってから、酒さ様皮膚炎のため脱ステロイドを始めました。
もともとは、アレルギー性鼻炎や寒暖差による鼻炎から、鼻の周りが荒れはじめたのが原因でした。
それをきっかけにステロイドの塗り薬を使いました。
ステロイドの塗り薬は、それ以前にも使った事があります。
例えば、生理の前の肌荒れなどのときに、2~4日ほど使用してやめるを毎月繰り返していました。
このときは、肌荒れは治り、肌トラブルも起こらず、上手にステロイドを使えていたのだと思います。
しかし、今回の鼻炎は、朝晩の寒暖差などでなかなか治りませんでした。
鼻がグズグズでくしゃみが出たり、鼻水がじんわりと出てくるような感じが1ヶ月近く続きました。
そのせいで鼻の周りの荒れも治らず、ステロイドを塗っては少し治ったり、でも完治はせず・・・といった感じがずっと続きました。
そのため、ステロイドは長期連用をしたらいけないということは知っていたのですが、だらだらと使ったり、使わないようにしたりを繰り返してしまいました。
顔の肌荒れがここまで長引いたのは初めてで、私は皮膚炎に関しての知識もほとんどありませんでした。
だから、長期連用をしたらいけないのは知っていても、もし長期連用したらどういう状況になるのかを知りませんでした。
そういった経緯でなった酒さ様皮膚炎。
酒さ様皮膚炎になった経緯を時系列で振り返ってみたいと思います。
酒さ様皮膚炎の自己流の治療について、先に知りたい方は以下の記事をご覧ください。
酒さ様皮膚炎の治療を始めるまで
酒さ様皮膚炎の治療を始めるまでの経緯
- 2017年8月末ごろから9月初めごろ(記憶があいまいです。)
鼻炎で鼻の周りが荒れはじめる。 - 2017年9月末 皮膚科に行く。
ロコイド軟膏を処方される。
治らないようなら、1週間後に来てといわれる。 - 治りきらなかったが、忙しかったので病院には行かずじまいに。
- 2017年10月に沢山の人に会うイベントの予定があったので、とりあえず治したい気持ちで、ロコイドを塗ったり塗らなかったりする。
- ロコイドが無くなってからも、アンテドラックのステロイドを断続的に使い続ける。
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルを主成分としたプレバリンα軟膏を使用。 - 古村比呂さんの「子宮頸がんの再発」をテレビで放映したのを知り調べたら、過去に「顔ダニ」で皮膚疾患になった事を知る。
たぶん、クリスマス前後の事だと思う。 - 「顔ダニ」は、過去に自分も疑ったことがあったが、すっかり忘れていて、今の状況が「顔ダニ」かもと疑い始める。
- ネット検索で調べていくうちに、自分の症状は、「顔ダニ」か「酒さ様皮膚炎(ステロイド酒さ)」ではないかと思い始める。
- 2017年12月年末 酒さ様皮膚炎ではないかと想定して、脱ステロイドを決意し、自己流で治療を始める。
経緯の補足と自己流治療に至った心情
私の酒さ様皮膚炎の症状
私の皮膚炎は、小鼻や鼻の下、口の周り(特に口角のあたり)、あごにできました。
特にひどかったのは、小鼻や鼻の横あたりです。
ステロイドを塗っていた、もともと荒れていたところです。
まだ膿んで汁が出る状態までには至っていませんでした。
鼻の周りの赤みや、ボコボコとカサカサが気になりました。
化粧をしても赤みを隠しきれず、おまけに皮がむけた状態でメイクをするとカサカサが目立ち、鏡を見るのが嫌になりました。
それから、とにかくかゆいのです。
加減をしながら、ついつい触ってしまいました。
悪循環です。
脱ステロイドを自己流で治そうと思った経緯
一度は、2017年9月末に皮膚科に行きましたが、ロコイド軟膏では完治せず、忙しさにかまけて1週間後にはいきませんでした。
正直なところ、仕事もあるので、またダラダラと皮膚科通いが続くのが嫌だなと思いました。
また、初診の時に、市販のステロイドを使っていたことを伝えていたのですが、ステロイドを処方され、完治できませんでした。
そのため、またステロイドを処方されるのだろうかという不安を感じ、足が遠のいてしまったこともあります。
病院に行かず、市販のアンテドラックステロイドを使用しながら、ダラダラとやり過ごしていました。
付近の皮膚科の評判のいいところも調べたりしたのですが、ホームページ等がなく、どういった方針で治療をしているのか把握ができませんでした。
また、評判がいいところは2~3時間待ちだったり、通うのをためらうような状況でした。
頑張って行ってみても、ステロイドを処方されるところから始まる治療だと、時間とお金の無駄遣いです。
今より、症状が悪化するのも嫌でした。
そうこうしている内にネット検索で、自分の症状が「顔ダニ」か「酒さ様皮膚炎(ステロイド酒さ)」ではないかと思い始めました。
顔ダニと酒さ様皮膚炎が関連するのか、調べても厳密にはわかりませんでした。
参考:酒さ様皮膚炎と似た症状の酒さと顔ダニは関連があるようです。
酒さの原因として、顔ダニが挙げられています。
【医師監修】酒さの症状の特徴と顔の赤みの治療法-スキンケア大学
自己責任になりますが、この2つを手がかりに、自宅でできることから治療をしてみることにしました。
結果的には、2月の初旬にはほぼ完治させることができました。
2月の初旬の時点で、まだ完全に赤みが消えたわけではないですが、メイクでほとんど隠せるようになり、マスクなしでの外出ができるようになりまました。
その詳しい治療法は、次の記事でかいていきたいと思います。
お読みいただく上でのご注意
ここに書いていることは、素人の自己判断によるものです。
調べてみると、皮膚科の医師でも酒さや酒さ様皮膚炎に詳しくない方もいるようです。
私は、そのような医師に振り回されたくないという思いが強く、忙しかったため自分での治療を選択しました。
ただ、日々治療に取り組まれているこの症状に詳しい医師からみたら、正しくない方法かもしれません。
本当は、知識のある医師の指示に従って、治療するのが一番いいと思います。
脱ステロイドも症状によっては、減ステロイドから始めた方がいい場合もあるとききます。
あくまで、自己流の治療を参考までに記事にしていますので、症状によっては適さない場合があると思います。
こちらの記事を参考にしたことによる肌トラブル等には、一切の責任を負いかねます。
あらかじめご了承ください。
あくまで個人の体験談として、参考程度にお読みいただけたらと思います。