私は、ホーランドロップといううさぎを飼っていました。
生後45日位から約7年半以上一緒に過ごし、先日看取りました。
うさぎの一生を共にし、やっぱり飼う時に想像ができないことも沢山ありました。
私たちは、共働きだったのでうさぎを選びました。
でも実際飼ってみて、共働き夫婦のペットとして、気軽に「うさぎっていいよ♪」っていえないなと感じています。
とてもかわいくて愛らしい、私たちにとっては本当に愛しいうさぎでした。
あの子を失って、またうさぎと一緒に過ごしたいなと思う気持ちもあります。
でも、今すぐにうさぎを飼うことは考えていません。
そんな風に考えている理由や、うさぎを飼う前に知っておいてほしいなと思うことをお伝えします。
共働き夫婦のペットにうさぎがおすすめできる点は?
共働き夫婦がうさぎをペットとして選んだ理由
私たちは、当時、子供のいない共働き夫婦でした。
結婚生活も長くなり癒しが欲しくなって、ペットを飼うことを考えはじめました。
飼うなら犬かなと考えていて調べていくうちに、ペットうさぎの存在を改めて認識しました。
私の中のうさぎのイメージは、学校で飼っていた目が赤い白うさぎでした。
外で飼うものだという認識でした。
しかし、ピーターラビットの世界から抜け出したようなネザーランドドワーフや垂れ耳のホーランドロップの存在や室内で飼えることを知り、心を掴まれました。
もともと、犬ならゴールデンレトリバーを飼ってみたいという気持ちがあったのですが、いろいろな理由で現実的ではないなと感じていました。
そんな時に、垂れ耳の犬のようなホーランドロップを見つけてしまい、とても心を動かされたんです。
そんな私たちが、うさぎをペットとして迎えた理由を挙げてみました。
大きな声で鳴かない
うさぎは、嬉しい時はブーブーと鳴いたり、怒った時に低くうなるような声で鳴いたりします。
動画では怒って鳴いていますが、どんな感じで鳴くのか雰囲気がわかってもらえるのではと思います。
犬が吠えたりするような大きな声ではないので、近所迷惑になりません。
この点は、ひっそりと飼うのに適しています。
飼い始めた当時、戸建ての賃貸に住んでいたので、目立たずひっそりと飼えるのも大きなポイントでした。
ただ、うさぎは、スタンピング(足ダン)という行為をします。
動画でも、後ろ足で床をたたいて「ドン!」と音をたてていますよね。
これは、マンションやアパートだと階下や周囲に響きます。
いきなり夜中に足ダンを連続でしたりするので、寝ていて起こされる場合もあります。
うちは戸建てで別の部屋に寝ていたので大丈夫でしたが、集合住宅の場合は、防音対策などが必要になってきます。
お散歩の必要がない
共働きで忙しいので、犬を飼うとなるとお散歩が負担だなと感じていました。
その点、うさぎはお散歩が必要ありません。
「うさんぽ」という「うさぎの戸外でのお散歩」という言葉もあったりしますが、私が購入したうさぎ専門店の店主さんは、全否定していました^^;
とはいえ、飼ったらぜひ「うさんぽ」をしてみたいと思っていたので、実際させてみたのですが、見事に体調を崩しました(´;Д;`)
以降、ほとんどすることはなくなりました。
お花見の時期に、30分以内だけとか。
毎年恒例で、最初は桜と一緒に写真を撮っていたんですね。
それも4歳までで、5歳からは高齢なのでやめました。
実際のところ、「へやんぽ(部屋でのお散歩)」で十分なんです。
広めのサークルを置いて、おしっこ対策をしておけば、何かをしながらでもへやんぽはさせておけます。
うちは犬用のサークルを置いて、家事などで忙しい時は、入り口を閉じていました。
時間が出来たら、入り口を開けて、うさぎの様子をみながら「へやんぽ」をさせていました。
あまり長時間放していると、部屋におしっこをしてしまうことがあるので要注意です。
ある程度したらへやんぽを終了するか、トイレに乗っけたり、トイレの方へ誘導してみます。
こんな感じで、外に出てお散歩の時間を取らなくていいので、とても助かります。
それに、目立たずひっそりと飼いたかったので、お散歩をしなくていいのもメリットでした。
小さいうさぎを選べば、世話をしやすい
ペットのうさぎも、大きさや種類、毛色など沢山の中から選べます。
大きい品種を選べば、大きなケージが必要になります。
ホーランドロップなどの小型のうさぎを選べば、小さいスペースで飼うことができます。
そんなに広くない部屋で飼うので、大きいケージは置けませんでした。
ちなみに、私が購入したのは、サイズが「幅:約63.5㎝、奥行:約50㎝、高さ:約60㎝」の
「マルカン うさぎのカンタンおそうじケージ H60B」の旧タイプです。
牧草やペレットなどのえさも、うさぎの大きさによって食べる量が変わります。
小さいうさぎであれば、毎月のえさの費用は約3,000円で、負担に感じませんでした。
また、介護になった時、大きいうさぎより小さいうさぎの方が負担が少なくなります。
女性の場合は、特にその点は大きいと思います。
私は、飼う前から介護のことは、ぼんやりと意識していました。
うちのうさぎは1700g前後だったので、実際介護になった時も介護がしやすかったです。