いよいよ春が来て暖かくなり、過ごしやすい季節が来ましたね。
ただ、喜んでばかりはいられないのが、あの嫌な花粉がやって来る時期だからです(涙)
今では、日本人の国民病とも言われている花粉症ですが、約4割弱の人が自覚しているという話もあるくらい、悩んでいる人が多い病気です。
そんな多くの人が苦しんでいる花粉症を「どうにか、この症状を抑える薬は無いのだろうか?」と考える人も多いはず。
そこで、今回は、僕自身も使っていて、その効果も感じている「ナザールアルファar(αAR)0.1%<季節性アレルギー専用>」という市販薬についてまとめました。
ちなみに僕自身は、子供の頃から、アレルギー性鼻炎の持病がありますが、最近になって、花粉に対しても敏感に反応するようになってしまいました(涙)
そういう意味でも、実際に、このナザールアルファar(αAR)という市販薬を使っている体験を活かして、同じ花粉症で悩んでいる人の参考になればと思いますので、ご覧くださいませ。
ナザールアルファar(αAR)とは
まず、この市販薬「ナザールアルファar(αAR)」の概要について、簡単にまとめましたので、ご覧ください。
ナザールアルファar(αAR)の製品概要(特長・成分・効能等)
【名称】ナザールαAR0.1%<季節性アレルギー専用>10ml
【製造販売元】佐藤製薬(株)
【分類】第2類医薬品
【特長】花粉症の鼻水・鼻づまりに効くアンテドラッグステロイド配合の市販薬
【成分・分量(100g中)】ベクロメタゾンプロピオン酸エステル 0.1g(他、セルロース等の添加物有り)
【効能】花粉による季節性アレルギーの鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ等の症状の緩和
【使用可能年齢】18歳以上の成人(18歳未満は使用不可)
【用法】通常、左右の鼻腔内に噴霧する(スプレー式)
【用量】1回使用量は左右の鼻腔内にそれぞれ1噴霧ずつ(製品1個につき約180回噴霧可能)
【使用回数】朝夕1日2回まで使用可能(1日最大4回8噴霧まで使用しても構わないが、使用間隔は3時間以上開けること)
【使用制限】1年間に、合わせて3ヵ月間を超えて使用しないこと(症状が改善すれば使用回数を減らす)
※佐藤製薬公式サイトの製品情報を参照
ナザールアルファar(αAR)の購入経緯
なぜ、ナザールアルファar(αAR)を購入したのかというと、前述の通り、僕自身が、もともとアレルギー性鼻炎の持病があるからです。
ちなみに、そのアレルゲンは、ハウスダスト(20年以上前に調べた時の結果)や寒暖差です。
ただ、最近は、3月~4月にかけての花粉症の時期になると、鼻水や鼻づまりの症状が出るようになってしまいました。
そこで、以前は、かかりつけの耳鼻咽喉科に行って、ナゾネックスというステロイド系の点鼻薬や抗アレルギー薬などを処方してもらい飲んでいました。
しかし、その病院代と薬代が、1回で5,000円を超えるなど、結構バカにならない金額で、しかも、ハウスダスト等のアレルギーもあるため、花粉症のシーズン中だけでなく、年間、1~2ヶ月に1回は通院している時期もありました。
その体験を経て分かったことが、やはり、ナゾネックスの使用期間中は鼻炎の症状がかなり緩和されているということでした。
まぁ、簡単に言えば、ナゾネックスは鼻炎の症状によく効く薬ということです。
それなら、病院代や薬代を抑えるという意味でも、ナゾネックスに代わる市販薬は無いものかと探していたのですが、そこで見つけたのが、佐藤製薬のナザールアルファar(αAR)というわけです。
調べてみると、ナザールアルファar(αAR)の成分(ベクロメタゾンプロピオン酸エステル)は、ナゾネックスよりも1ランク弱い成分(モメタゾンフランカルボン酸エステル)のストロイドでした。
詳しく言えば、ステロイド外用薬の強さを表す5段階のランクのうち、ナゾネックスは上から2番目のランク(ベリーストロング)であるのに対し、ナザールアルファar(αAR)は、真ん中(上から3番目)のランク(ストロング)でした。
そうは言っても、ステロイドということで、使用については用法・用量等を守って慎重に使う必要がありますが、比較的副作用の少ないアンテドラッグストロイド(患部でよく効いた後、体内で作用の弱い物質に分解されるステロイド)ということで、それなりに安心して購入することにしました。
ナザールアルファar(αAR)の口コミ&効果(僕自身の体験談)
それでは、実際に、ナザールアルファar(αAR)を使ってみた効果はどうだったかというと…「結構効くな~」という印象です。
つまり、僕自身が使用した体験の口コミ評価で言えば、高い効果が期待できるということですね。
一方、ステロイドの強さの数値を見ても分かるように「ナゾナックス程までは効かないかな~」といった印象も、合わせて持ちました。
ただ、ナザールアルファar(αAR)だけでも十分に効果があるのは間違いなく、初めて噴霧した次の日くらいから、その効果を感じることができました。
ちなみに、このナザールアルファar(αAR)や、ナゾネックスのようなステロイド系の鼻炎解消点鼻薬は、鼻の中(鼻腔)に噴霧したらすぐに効く、抗アレルギー剤などが配合されている一般的な点鼻薬スプレーとは違います。
例えば、同じ佐藤製薬の「ナザールスプレー」や「パブロン点鼻」「ロートアルガード鼻炎スプレー」などが、そういった即効性のある点鼻薬です。
これらは、どちらかというと、急性鼻炎などのアレルギー症状が発症した時(もしくは、発症しそうな時)に短期で使う対症療法的な市販薬といったイメージを僕自身持っています。
ですので、長い期間効果が持続するというよりは、場合によっては、1日に何回も噴霧することがある点鼻薬という印象ですね。
もちろん、こういった点鼻薬も持っていると便利なのですが、自身の経験としては、1日に何回も使い過ぎると効かなくなるといった副作用もありますね。
そこで、そういった点鼻薬よりは、もう少し長期(1~3ヶ月くらい)で考えた時に使うのが、ナザールアルファar(αAR)のようなステロイド系の点鼻薬なのです。
ナザールアルファar(αAR)の僕自身の使い方
そして、このナザールアルファar(αAR)の僕自身の使い方は、次のような感じです。
まず、鼻水が止まらなかったり、鼻づまりがひどかったりするなど、花粉症などアレルギー性鼻炎の症状が重くなったら、1日2~3回、左右の鼻腔にそれぞれ噴霧します。
それを、2~3日程続けると、その症状が緩和されてきますので、1日1回程度に噴霧する回数を減らします。
それから、1週間~10日間程経過したら、ますます、その症状が軽くなってきますので、今度は、2日に1回くらいの頻度で使います。
さらに、その後、鼻炎の症状がほとんど出なくなったら、一旦、使用を止めるといった感じですね。
ただ、しばらくすると、徐々にアレルギー性鼻炎の症状が復活してしまうのですが、その場合は、再度、1~2日に1回くらいの頻度で騙し騙し使って、症状を軽くしています。
ちなみに、このナザールアルファar(αAR)の使用期間は、1年間で合わせて3ヶ月間まで(他のステロイド系の点鼻薬使用も含む)ということですので、そこを考慮しながら使う必要はあるかと思います。
ナザールアルファar(αAR)は本当に花粉症に効くのか?【まとめ】
では、最後に、本当に、ナザールアルファar(αAR)は花粉症(主に鼻炎症状)に効くのかということについて書いてみたいと思います。
まず、実際に使用している僕自身の答えを言えば「ナザールアルファar(αAR)は、花粉症にある程度効く」ということです。
もちろん、このナザールアルファar(αAR)を使えば、永遠に花粉症が改善される、といった魔法の薬のようなものではありません。
あくまでも、花粉症の時期1シーズン(主に3~5月頃の3ヶ月程)で考えた時の話で言えば、この期間に使用することで、多くの人が、その症状を抑えることができるのではないかと思います。
個人的な主観ではありますが、実際に僕自身が体感していますし、何よりも、炎症を起こしている鼻の中(鼻腔)にステロイドを噴霧するということですから、その効果が現れるのも当然のこととも言えるかと思います。
まぁ、花粉症と一口に言っても、目のかゆみや顔が赤くなって腫れたりする症状の場合は、別の薬が必要になるかと思いますが、鼻炎(鼻水、鼻づまり)やくしゃみなどに困っている場合は、使用を検討してみてもいいかもしれません。
ただ、初めて購入する場合は、使用方法や副作用などを、薬局やドラッグストアにいる薬剤師・登録販売者といった専門家の説明を受けてから購入するべきでしょう。
もし、ネットショップで購入する場合でも、そういった専門家が電話やメール等で対応してくれますので話を聞くといいかと思います(もし、そういった対応ができないようなネットショップでは購入を控えましょう)