では、それぞれについて見てみましょう。
硬貨の形状による意味
お賽銭で55円を捧げる2つ目の意味は、硬貨の形状による意味です。
50円や5円のように、穴の開いた硬貨は「見通しが良い」とされ、金銭面や健康面での未来を明るく照らす意味を持っています。
つまり、5円玉と50円玉の中央に開いている穴はが「未来が明るく、先が見通せる」や「未来が明るくなりますように」といった意味を持つということです。
お賽銭の55円を午後に捧げる意味
55円のお賽銭は、午後に捧げると良いと言われています。
その意味は、日本語の語呂合わせに基づいていて、「55」を「ごご」と読み、これが「午後」と同じ発音であるため、午後に捧げるとより良いとされています。
とてもシンプルな語呂合わせの意味ですが、午後に55円を捧げることにより、お願い事が叶うことを期待します。
特に、お正月の初詣では多くの人が午前中に参拝するため、敢えて、午後に55円を捧げることで、運気が向上すると考える人も多いようです。
お賽銭55円の硬貨の組み合わせ方
お賽銭の55円を準備する際の硬貨の組み合わせ方法には、次のように、4通り考えられます。
では、それぞれについて見てみましょう。
50円玉1枚+5円玉1枚
まずは、50円玉1枚+5円玉1枚で、最もポピュラーな組み合わせです。
前述の通り、55円を50円と5円に分けることで、「ごじゅう(五重)」と「ごえん(ご縁)」にかける語呂合わせとして「五重のご縁がありますように」と願うことができます。
また、白い硬貨が2枚ですので、一部では「白(紅白の白)」のイメージ(男性)を持つと言われる神社に適していると言われています。
そして何より、使用する硬貨が2枚のみですので、比較的簡単に準備することができますね。