こんにちは!マサヒロです!
今回は、数年前に友人と京都で落ち合うために、青春18きっぷを1日分(1回分)だけ利用しましたので、そのやり方について書いてみたいと思います。
ちなみに、その青春18きっぷ1日分を利用すると、何と、JRの正規料金の3分の1以下の値段で往復することができました。
その浮いた分を飲み食いに使えたりするわけですから、やはり、この時期に青春18きっぷを使わない手は無いですね^^
では、本題に戻りますと、まず、青春18きっぷを1日分だけ利用するにあたって考えたことが、金券ショップでのバラ売りを購入することでした。
確か、20年くらい前にバラ売りで買ったような気がしていたので、青春18きっぷをバラ売りで、1日分だけ購入することは簡単だと思っていたのですが・・・
青春18きっぷを1日分だけ利用する場合は、ちょっとしたことを知っておくと便利だと分かりましたので、簡単に順を追って説明したいと思います。
青春18きっぷとは
青春18きっぷの使い方の概要
青春18きっぷは、「青春」という名前が付いているので、若い人だけが使えると思いがちですが、実際は、そういった年齢制限は無く、誰でも利用することができます。
基本的に、JR全線が乗り放題で、各線の普通列車や快速列車(快速・通勤快速・特別快速など)を利用することができます。
ただし、基本的には、新幹線や特急などの、別途、特急券などを買わないといけないような列車には乗ることができません(北海道・青森・宮崎の一部区間で乗れる特急もあります)。
また、青春18きっぷは、上の写真のように、5日分1組(1枚)の乗車券になっていまして、販売期間と使用期間は以下の通りです。
青春18きっぷの販売・使用期間(令和5年分)
青春18きっぷは、毎年、学校の春・夏・冬休み前後に合わせて、年3期間ありますが、今年度は、以下のような販売・使用期間が設定されています。
【春季販売期間】令和5年2月20日~令和5年3月31日
【春季使用期間】令和5年3月1日~令和5年4月10日
【夏季販売期間】令和5年7月1日~令和5年8月31日
【夏季使用期間】令和5年7月20日~令和5年9月10日
【冬季販売期間】令和5年12月1日~令和5年12月31日
【冬季使用期間】令和5年12月10日~令和5年1月10日
青春18きっぷの購入方法と価格
青春18きっぷの価格は、5日分1組(1枚)のセットで、12,050円です(令和5年分)。
全国のJR各駅のみどりの窓口や指定席券売機、びゅうプラザ、JTBなどの主な旅行会社で購入することができます(車内では買えません)。
また、全国の取り扱いのある金券ショップでも、少し安く購入することもできます。
私は今回、金券ショップ3ヶ所に電話で確認しましたが、2ヶ所は取り扱いがありましたが、1ヶ所は全く取り扱っていませんでした。
比較的、大きな店舗の金券ショップか、駅に近い金券ショップの方が、取り扱いが多いかと思いますので、事前に電話で確認するといいかと思います。
青春18きっぷの具体的な使い方
青春18きっぷの具体的な使い方については、概ね、以下のような方法が考えられます。
・1人で、5日分1枚の青春18きっぷを購入し、期間内に5日分を使い切る。
・5人以内の複数人で同じ日に使い、何日分か残っている場合は、誰かが使い切る。
・夫婦・カップルや友人と、1泊2日の2人旅で4日分を使い、残り1日分は1人で使い切る。
等々、色々なパターンの使い方が考えられます。
ただ、期間内に、なかなかピッタリと使い切れるとは限りませんので、その場合、利用できるのが金券ショップ(チケットショップ)です。
JRの場合、5日分1組がそのまま残っている場合(未使用の場合)は、220円を払えば払い戻ししてくれるのですが、何日分か使った後は払い戻しはできません。
その点、青春18きっぷを取り扱っている金券ショップだと、残り何日分であっても買い取ってくれることが多いです。
ただし、残りの使用期間が短くなればなる程、買い取りの価格が安くなりますので、もし、青春18きっぷを買って使い切らずに残りを売りたい場合は、早めに売るといいかと思います。
青春18きっぷの金券ショップ相場価格や売値
さて、ここからが本題ですが、今回私が京都に行くのに欲しかったのは、1日分の青春18きっぷです。
昨年の11月頃から、ネットで色々と調べてみたのですが、案外、具体的に書いてある記事が少なかったことが、今回、私が書いてみようと思ったきっかけです。
まず、青春18きっぷを私のように1日分~4日分欲しい場合は、次のパターンで購入することができますので、参考にしてみてください。
青春18きっぷをレンタルする
金券ショップでレンタルする
これは、数年前に私が利用したやり方で、最もおすすめのやり方です。
私は今回、比較的、家から近い3件程の金券ショップに電話で確認したところ、3件目のお店ですすめられて、この青春18きっぷをレンタルする方法に決めました。
ちなみに、その時の1日分の値段は、2,600円で、正規の値段(当時の1組の価格11,850円÷5日分=1日分2,370円)と比べても少し高いくらい(+230円)でしたので、これに迷わず決めました。
メリットとしては、リアル店舗の金券ショップということで、確実に安心してレンタルできるということです。
近くの金券ショップで、青春18きっぷの在庫が無かったり、取り扱いが無い場合はできませんが、もし、取り扱いのあるお店が近くにあれば非常に便利で、今後も度々利用していくことができると思います。
例えば、遠出する時に、2~3駅離れた金券ショップでも、1日分が2,600円程で売られているのであれば、十分利用価値があると思いますので、その辺りも含めて、探してみてもいいかと思います。
もちろん、1日分だけでなく、2~4日分で販売されていたりするケースもあります(その場合、少し割安になっていることもあります)。
デメリットとしては、どうしても、レンタルした青春18きっぷを返却するために、使用後、再び金券ショップに行かないといけませんので、その点が面倒な人は違う方法がいいかと思います。
ヤフオクやメルカリを利用してレンタルする
これは、同じレンタル方式でも、ヤフオクやメルカリを利用して、青春18きっぷをレンタルし、使用後に返却する方法です。
見たところ、ほとんど、ヤフオクを使って出品している場合が多いので、ヤフオクを例に説明します。
青春18きっぷの販売期間に入ってから、ヤフオクの検索で「青春18きっぷ 1回(又は1日)」や「青春18きっぷ 2回(又は2日)」などで検索すると、レンタル方式で出品している人が何人かいたりします。
出品ページの説明欄を見ると、出品者側が何月何日に郵便ポストに投函して、1日分を使った後に、返却のために何月何日までに郵便ポストに投函してください、などと書かれていたりします。
例えて言うと、下のような感じです。
「残り3日分の青春18きっぷを、12月15日に東京都の郵便ポストに投函しますので、1日分を使って、12月25日までに近くの郵便ポストにミニレターで投函してください。」
「【要返却】残り4回分の青春18きっぷを、12日18日にミニレターで発送します(大阪府より)ので、2回分を使って、12月27日までにミニレターで発送してください。」
メリットとしては、金券ショップなどのリアル店舗に行く必要がありませんので、その分の時間と手間が省けることです。
また、上手に探せば、安くレンタルできるケースもあるかと思いますが、反対に、オークション形式で高くなってしまったり、送料の負担や受取・発送の手間もかかります。
そして、デメリットとして、どうしても考えないといけないのは、オークションの取引がスムーズにいかなかった場合です。
約束通りの期日に青春18きっぷが届かなかったりすると、全く予定がくるってしまうことも考えられます。
もし、この方法を取る場合は、最低条件として、オークションの取引が多くて、さらに、評価の高い人を選ぶ必要があると思います。
1~4日分の青春18きっぷを買う(買い取って返却しない)
金券ショップで購入する(実際の値段や相場価格)
これは、シンプルなやり方で、青春18きっぷを取り扱っている金券ショップで、残り1~4日分(1~4回分)になっていて、返却の必要が無いものを購入するという方法です。
ちなみに、私が数年前に利用した金券ショップでは、返却不要の残り1日分の青春18きっぷが、3,300円で販売されていて、また、同じく返却不要の残り2日分の青春18きっぷは、5,950円で販売されていました。
私がレンタルした青春18きっぷのレンタル料金が、2,600円でしたので、+700円程高くなっていました。
今の時期のように、青春18きっぷの使用期間前半の時の販売相場価格は、1日分あたり3,000円前後が目安になるとも言われていますので、まずまずの値段というところでしょうか。
ただし、返却するために、使用後に再度金券ショップに行く必要はありませんので、再訪問が面倒な人は、少々高くても買い取りの方がいいと思います。
なお、この残り何日分かの買い取りの方法は、どうしても出物のため、必ず取り扱いの金券ショップにあるとは限りませんので、必ず電話で在庫の確認をしてからお店に行った方がいいと思います。
ヤフオクやメルカリで購入する
これも、比較的、シンプルなやり方で、ヤフオクやメルカリなどで、返却不要の残り1~4日分(1~4回分)の青春18きっぷを売っている場合がありますので、それを購入します。
リアル店舗のように、来店する必要がありませんので手軽に購入することができます。
レンタルの時と同じように、ヤフオクの検索で「青春18きっぷ 1回分(又は1日分)」や「青春18きっぷ 2回分(又は2日分)」などと検索すれば、「返却不要」「返却無し」などといった文言で出品されていたりします。
ただ、デメリットとしては、やはり、レンタルの時と同様に、オークション取引が多く、評価が高い人から買う必要があるかと思います。
2~4日分の青春18きっぷを買い取って、使用後に残りを売る方法
これは、この項で説明した返却不要の青春18きっぷの残りを、金券ショップかヤフオク・メルカリなどで購入して、使用後に、同じく金券ショップやヤフオク・メルカリなどに販売するという方法です。
販売方法としては、金券ショップの場合は、残り全てを買い取ってもらう形にして、ヤフオク・メルカリなどを利用する場合も、返却不要の売り切りで出品した方が間違いないかと思います。
また、注意点としては、これまでのお話の通り、金券ショップの場合は、お店に行く前に事前の電話確認が必要で、オークションを利用する場合は、取引相手の信用度合いの確認が必要になるかと思います。
ちなみに、青春18きっぷの使用期間後半や最後の週などに残り分を販売しようとすると、金券ショップの買い取りでは安値になってしまいますし、オークションでも高値がつかない場合が多くなりますので、注意した方がいいと思います。
5枚1組で購入し、使用後に残りを売る方法
これは、JR各駅や金券ショップなどで、未使用の青春18きっぷ5日分1枚を購入して、1~4日分を使い、使用後、残り1~4日分を販売するという方法です。
販売先としては、これまでと同様に、金券ショップに売るか、ヤフオク・メルカリなどで販売します。
ちなみに、私が数年前にレンタルで利用した金券ショップでは、1日分あたり、2,100円で買い取ってくれるとのことでしたが、レンタルの方が明らかにお得なので、そちらを選択しました。
また、私が12月中旬頃に電話で確認した他の金券ショップでは、買い取り金額は、1日分あたり、2,250円でしたので、レンタルより少し高い程度のお店もありました。
そして、この方法でも、ヤフオク・メルカリなどに出品して販売することも可能で、オークション形式にすると、時期によっては、比較的、高値がつくこともあります。
ただ、出品成約手数料が取られたり、送料の負担を考えないといけませんし、場合によっては、未払い・キャンセルをされる場合もありますので、取引評価の条件を高めに設定するなどして、ある程度、注意する必要があると思います。
なお、この方法でも、前述のように、青春18きっぷの使用期間後半や最後の週などに残り分を販売しようとすると、金券ショップの買い取りでは安値になってしまいますし、オークションでも高値がつかない場合が多くなりますので、注意が必要です。
青春18きっぷを1~4日分利用する方法
これまで、青春18きっぷを、1~4日分(1~4回分)利用する時のやり方について説明してきました。
青春18きっぷを1~4日分で使いたい人にとって、青春18きっぷの販売期間に入ると、ヤフオクなどを見て、上手く利用するための具体的な方法が分かったりするのですが、販売・使用期間前には、そういった情報が、比較的、少ないと思いました。
事前に青春18きっぷを使って遠出の予定を立てたい人にとっては、具体的な方法をまとめておくと役に立つのではないかと思い、今回、記事にしてみました。
実際に、私も数年前に、どうやって京都に行こうか検討していた時に、青春18きっぷを1日だけ利用する上手な方法が無いか、ネット検索などで探していたのですが、具体的に、これは分かりやすいというものが見つかりませんでした。
そのため、青春18きっぷの他にも、高速バスにしようか、通常通りJRの切符を買って行こうか、新幹線や特急などを利用しようかと色々と迷いました。
実際に、金券ショップに確認するまでは、レンタル方式があることも知りませんでしたし、ヤフオクなどでもどのように販売されているのか、具体的に分かりませんでした。
そうは言っても、遠出の予定などは、1ヶ月位前から計画するのは普通ですので、その場合は、今回の記事を参考に、金券ショップに確認してみたり、ヤフオクの出品状況などについて早めに確認してみるといいかと思います。
とにかく、最初にも話しましたが、青春18きっぷを上手く利用して旅行をすれば、旅行先でのお金の使い道も増えると思いますので、ぜひ、検討してみるといいかと思います。