正月飾り(しめ縄・しめ飾り)をいつまで北海道では玄関に飾るの?

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近年は北海道でも、玄関のドアに新年の正月飾り(しめ縄・しめ飾り)を飾る家が多くなっています。

そこで、ちょっと気になるのが、

「北海道の正月飾りはいつまで飾るの?」

「玄関のしめ飾り(しめ縄)は北海道ではいつ外すの?」

といった疑問点です。

北海道に住んでいる人の中で、正月飾りを外す正式な日を知らない人も、多いのではないでしょうか。

新しく引っ越してきた道民はもちろんのこと、昔から住んでいる道民の中にも、知らない人はいるでしょう。

そこで今回は、北海道では、正月飾り(しめ縄・しめ飾り)をいつまで飾るのか、片付ける時期等について調べてまとめましたので、ご覧ください。

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正月飾り(しめ縄・しめ飾り)をいつまで北海道では玄関に飾るの?

玄関の正月飾り

正月飾り(しめ縄・しめ飾り)を北海道ではいつまで飾るのか?

結論から言うと、北海道では、玄関に飾るしめ縄(しめ飾り)や門松等の正月飾りは、松の内の最終日である1月7日に外すことが一般的に知られています。

もう少し具体的に言うと、一般的に、1月1日から1月7日までが松の内として知られており、この期間中に家々では、しめ縄や門松を飾っておきます。

そして、松の内の最終日である1月7日の日没後に、これらの正月飾りを取り外すのが通例です。

取り外した正月飾りは、神社で行われる「どんど焼き」(古神札焼納祭)で処理すると良いでしょう。

北海道での正月飾り(しめ縄・しめ飾り)の片付け方

どんど焼き

全国的に、松の内が終わると、伝統的には正月飾り(しめ縄・しめ飾り等)を焼き、神様を送り出すことが一般的です。

地域によって異なる慣習がありますので、それに従うことが望ましく、「左義長」という地域の伝統祭りでは、正月飾りを焼いて神様を天に送り出す習わしがあります。

これは、地域によっては「どんど焼き」や「とんど焼き」として知られており、多くの地方で行われています。

ですので、取り外した正月飾りは、神社で行われる「どんど焼き」(古神札焼納祭)で処理すると良いでしょう。

北海道でのどんど焼きは、例えば北海道神宮では毎年1月14日、午前10時~午後4時まで行われます。

実施日は場所によって異なる場合があるので、詳細は、公式ウェブサイトで確認しましょう。

正月飾りを外した後は、約一週間、神社に持っていくまで大切に保管しましょう。

北海道神宮以外にもどんど焼きを行う神社は多くありますので、地元の神社でどんど焼きの日程を確認してみてください。

北海道内の神社を調べるには、北海道神社庁の公式サイトの神社一覧を見るといいでしょう。

北海道では正月飾り(しめ縄・しめ飾り)を玄関にいつから飾る?

玄関の正月飾り②

正月飾り(しめ縄・しめ飾り)を玄関にいつから飾るかについては、北海道を含め、全国的に12月13日以降ならば、いつでも始めても大丈夫とされています。

この12月13日は、伝統的に「正月事始め」や「松迎え」として知られています。

かつて、この日には、お正月に使う門松の材料やおせち料理を作るための薪を、山から取ってくる習慣がありました。

この風習が「松迎え」という名前の起源となり、この日から家を掃除して年神様の迎えの準備を始めるのが通例でした。

しかし現在は、年末に向かって慌ただしくなってくる12月13日頃から正月の準備を始める家庭は少なくなっています。

その代わりに、多くの家庭が大掃除を終えて家がきれいになった後の12月28日頃までに正月飾りを設置することが一般的です。

例えば、玄関にクリスマスリースなど飾りがある場合は、それを片づけた後に正月飾りを設置する家庭もあり、その場合は12月25日から27日に設置することが一般的です。

また、年末の中でも12月28日は末広がりの「8」、12月30日はキリが良い数字として、その日に合わせて正月飾りを飾る家庭も多いようです。

ただ、正月飾りを飾らない方がいいとされている日もありますので、次に見てみましょう。

飾り(しめ縄・しめ飾り)を玄関に飾らない方がいい日

12月31日

正月飾りは、北海道でも「12月13日以降ならいつでも大丈夫」と前に話しましたが、以下の日は避けるべきです。

  • 12月29日
  • 12月31日

これらの日は縁起が悪いとされています。

まず、12月29日は「二重苦」との語呂合わせで不吉とされています。

また、31日は「一夜飾り」となり、年神様への失礼と考えられています。

ですので、遅くとも12月28日までには飾るようにしましょう。

特に、12月28日は「末広がり」とされる日で、この日に飾る習慣を持つ人も多いようです。

正月飾り(しめ縄・しめ飾り)を玄関に飾る位置

しめ縄を飾る位置

お正月の飾りを玄関ドアに設置する際には、目につく場所にしましょう。

最適な場所はドアの中央で、人の目線より少し高めが理想的です。

これらの飾りは、年神様を迎えるための目印としての役割を果たします。目立つ位置に飾ることで、年神様を迎える心構えを持つことが大切です。

さいごに

今回は、北海道では、正月飾り(しめ縄・しめ飾り)をいつまで飾るのか、片付ける時期等について調べてまとめました。

北海道では、玄関に飾るしめ縄(しめ飾り)や門松等の正月飾りは、松の内の最終日である1月7日に外すことが一般的に知られています。

ただ、北海道の中でも、その地域に根付いた風習などもある場合がありますので、気になる人は、地元の市区町村や自治会、町内会、風習や文化の研究をしているような団体などにも問い合わせると、間違いないでしょう。