生ケーキとは?生クリームケーキとの違い【クリスマスケーキ】

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早いもので、いよいよ、今年も終わりに近づいてきました。

そして、私の娘も楽しみにしているのがクリスマスです。

子どもにとってのクリスマスのイメージは、クリスマスツリーにサンタクロースとプレゼント、そして何よりクリスマスケーキですよね。

そこで早速、インターネットでクリスマスケーキをどれにしようかと吟味していると…ちょっと疑問に思ったことがありました。

それは、下の画像のような生ケーキという呼び方。

生ケーキ※山崎製パン公式サイトより

 「んっ!?生ケーキっていうのは、生クリームを使ったケーキのこと?」

といった疑問がわきまして、私はよく分からないので、ケーキを作ったこともある妻にたずねると・・・

「えっ!?生クリームを使ってるケーキのことじゃないかしら・・・でも、ホイップクリームかもしれないわね・・・どうなのかしら?」と、ちょっと自信のない答え(・_・;)

商品説明欄には「くちどけの良いスポンジとクリームが特徴の…」としか書かれていないので、これだと「生クリーム」なのか「ホイップクリーム」なのか分かりません。

このように、販売する側が、何となく分かりづらい微妙な表現をしている時は、何かちょっと上手に、いいように呼んでいるのではないかと疑い深い私(-ω-;)

そこで、このクリスマスケーキで使われる「生ケーキ」について、ちょっと調べてみました。

ただ「生ケーキ」と検索してみても、ズバリこれだと答えている記事が見つからなかったので、もう少し詳しく調べてみました。

シャンティクリームと生クリームの違いは?クリスマスケーキで使用
シャンティクリームと生クリームの違いは?クリスマスケーキや洋菓子などで使われる、シャンティクリーム(シャンテリークリーム・クレーム・シャンティイ)と生クリームの成分や用途、保存方法、風味といった点での違いなどについて、調べてまとめました。

生ケーキとは?まず「生クリーム」と「ホイップクリーム」の違い

生ケーキとは

「生ケーキ」についてお話しする前に、まず「生クリーム」と「ホイップクリーム」の違いを知る必要があります。

その違いは、主に、以下の4点があります。

  • 原料の違い
  • 味や風味
  • 賞味期限
  • 値段

では、それぞれについて、見てみましょう。

原料の違い

生クリームは、牛乳を分離して取った乳脂肪分のこと(厳密には乳脂肪分18%以上でないと生クリームと呼べない)。

一方、ホイップクリームは、植物油脂が主な原料で、乳脂肪に植物油脂や乳化剤などの添加物を加えて生クリームに似せたもの。

味や風味

生クリームは、濃厚でコクと香りがあり、ホイップクリームは、さっぱりとクセの少ない風味です。

賞味期限

賞味期限(未開封時)は生クリームは10日程度で短いですが、ホイップクリームは1ヶ月以上持ちます。

値段

値段は、生クリームがホイップクリームの2倍程の価格です。

例えば、イオンのネットスーパーで調べると「明治・おいしい生クリーム・200ml」が462円(税込)するのに対し、「雪印メグミルク・ホイップクリーム・200ml」は213円(税込)となっています。

 

これらをまとめると、やはり、生クリームの方が、牛乳から作ったというイメージがありますので、本物志向という感じがします。

一方、ホイップクリームの方も、手軽に使うことができて、さっぱりとしたクセの少ない食べやすさがあります。

私は大味な甘党なので、どちらでも美味しく食べますが、妻は、せっかくケーキを買って食べるなら、生クリームの方がいいと思っているようです。

生ケーキとは?ホイップクリームを使っている場合が多い

今年は、妻の方から「生クリーム」を使ったクリスマスケーキがいいという指令を受けて、現在探しているところです。

そこで出てきたのが「生ケーキとは?」という疑問だったのですが、さらに調べていると、あっさりとその答えが分かりました。

結論としましては、「生ケーキ」と書かれているクリスマスケーキは、ホイップクリーム(または、シャンテリークリーム)を使用している場合が多いと思った方がいいです。

なぜかというと、答えは簡単に探し出すことができまして・・・最初に見たヤマザキパンのホームページを確認すると・・・

ホイップクリーム

しっかりと写真付きで「ホイップクリーム」と説明されていました(笑)

ただ、クリスマスケーキの商品ページには「クリーム」としか書かれておらず「ホイップクリーム」との正確な記述は無いので、正直、ちょっと紛らわしいですね(・_・;)

「ホイップクリーム」と書いてしまうと、少し安っぽく見えるかもしれないから避けたいというお店の意図が、透けて見える感じがするのは、私だけでしょうか?

では、なぜ「生」ケーキなのか・・・これは、クッキーなどの焼き菓子と違って、「生もの」のケーキという意味なのでしょうか?

冷蔵庫で解凍できる「冷凍ケーキ」というものもありますので、それとも少し違いますよという意味もあるのでしょうか?(まぁ、解凍後は「生ケーキ」になるのでしょうが・・・)

確かに、苺や果物も、それこそホイップクリームも、要冷蔵の「生もの」であることは間違いないのですが・・・これ以上の深追いは禁物です(笑)

ただ、我が家のような3人家族ですと、クリスマスケーキを何日かに分けて食べますので、日持ちしやすいホイップクリームのケーキも、充分選択肢としてあり得ると思います。

結局、生クリームを使ったケーキの場合、通常、「生クリームケーキ」という呼び名にしているか「○○産の牛乳からできた生クリームを使用」というように表記されていますね。

あと今回、この「クリスマス生ケーキ何ぞや」問題を調べている過程で、クリームシャンティを使ったクリスマスケーキというものも出てきました。

この「クリームシャンティ」とは、生クリームを泡立て(ホイップ)て砂糖や香料を加えたもので、ホイップクリームに近いものと考えて良さそうです。

お店によっては、このクリムシャンティを使ったクリスマスケーキを「生ケーキ」として販売している場合もありますので、チェックしてみてください。

今回、クリスマスケーキの呼び方について、色々と調べてみましたが、クリームの名称や実際に使われているクリームの種類をチェックポイントとして、ケーキを選んでみるのも面白いですね。