花粉症に効くお茶といえば甜茶とべにふうき!その効能は?

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花粉症・対策・お茶

 

辛い花粉症は、仕方が無いと諦めてはいませんか?

そう決めつけるのは、早いかもしれませんよ。

 

それは、甜茶と言って、中国では、古くから旧正月に1年の幸せを願って飲まれているお茶があるからです。

この甜茶の「甜」は、甘いという意味通り、飲むとほのかな甘みが楽しめます。

 

そして何より、この甜茶には、鼻水やくしゃみ、かゆみといったアレルギーを抑制する効果を持つポリフェノールが豊富に含まれるため、花粉症対策や症状の緩和に効果的と言われています。

 

そしてもう一つ、べにふうきという、紅茶の用途として開発されたお茶があります。

これもまた、アレルギーを抑制するメチル化カテキンを豊富に含むため、アレルギー症状に効果的と言われています。

 

今回は、そんな甜茶とべにふうきの花粉症に対する効能についてまとめましたので、ご覧くださいませ。

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花粉症に効くお茶の定番!甜茶の効能や飲み方

花粉症・お茶・甜茶

 

甜茶の効能

自然の甘みがほのかに広がる穏やかな風味で、毎日でも飽きずに飲める甜茶ですが、その成分には、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラルやポリフェノール、そして、特有の甘みのもととなるルブシドなどが含まれています。

 

その甜茶の含有成分のポリフェノールが、免疫細胞に働きかけて、花粉症の症状のもとであるヒスタミンなどの放出量を減少させます。

そして、さらに、ポリフェノールの炎症反応に関係するシクロオキシゲナーゼという酵素の働きを抑制する効果が、あの辛い花粉症の症状の緩和につながるとも言われています。

 

効果も変わってくる甜茶の飲み方のポイントとは

花粉症の症状に対する効果の有無は、甜茶の飲み方の違いにもあるようです。

 

その飲み方で大切なのは、遅くとも花粉が飛散し始まる2週間前から1カ月前までには、飲み始める必要があること。

さらに、一度に多量に飲むのではなく、少量でも毎日持続的に飲み続けることが必要で、外出時も、甜茶をマイボトルに入れて少なくとも、朝昼晩と1日に3回は飲むとその効果が高まります。

 

甜茶の入れ方と摂取量の目安

甜茶は、急須で入れても、やかんで大量に沸かしても良いのですが、おすすめは、やかんを使用して薬効成分をしっかりと煮出す方法です。

そして、その摂取量の目安は、甜茶3gに1リットルの水が半減するまで煮出すことです。

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花粉症に効くお茶で有名!べにふうきの効能とは

花粉症・お茶・べにふうき

 

花粉が鼻や口、目に入ると、免疫細胞はアレルゲン物質(抗原)を認識して、体内でアレルゲン物質を排除するために、IgE抗体を作ります。

そして、再び、その抗体とアレルゲンが反応して、ヒスタミンやロイコトリエンなどの炎症物質を放出すると、アレルギー反応を起こし、くしゃみ、鼻詰まり、目のかゆみなどの症状が出てきます。

 

そこで、このべにふうきを緑茶として飲むと、アレルギーを抑制するメチル化カテキンを含んでいるので、それらの症状を抑えることができます。

メチル化カテキンは、マスト細胞からヒスタミンが放出されるのを抑制して、マスト細胞のIgEレセプターの数を減らすことで、アレルギー症状を軽減することができるわけです。

 

また、べにふうきには、ストリクチニンというポリフェノールの一種であるタンニンが含まれているため、生体内のクラススイッチを抑制する働きがあります。

 

まとめ

花粉症は、花粉が鼻や口から体内に吸い込まれ、異物として、血液中にIgE抗体ができて、蓄積されます。

この蓄積されたIgE抗体が、抗原抗体反応を起こして、その結果、肥満細胞からヒスタミンなどの化学物質が出て、鼻の知覚神経などが刺激されてアレルギー症状を発症します。

 

ですので、甜茶やべにふうきを飲むことで、これらに含まれるポリフェノールやメチル化カテキンの働きにより、花粉症の症状を改善に導いてくれることを期待したいものです。